一般社団法人 日本化学工業協会(住所:東京都中央区、会長:福田 信夫(三菱ケミカル株式会社 代表取締役、以下「日化協」)は、第11期「日化協LRI(長期自主研究)」の支援対象となる研究課題を11月7日(月)から12月14日(水)(予定)の期間、募集いたします。今回の募集は日化協が指定する6つの研究テーマに対する提案依頼書(RfP=Request for Proposal)による研究課題の募集とし、採択課題には1件あたり年間最大1,000万円の助成を行います。
化学物質が人の健康や環境に及ぼす影響に関する長期自主研究活動(LRI:Long-range Research Initiative)は、国際化学工業協会協議会(ICCA)の主導のもと日米欧3極が連携して進めている化学業界の自主的活動で、日化協では2000年より本格的に取り組んできました。これまで、OECDなど国際的なガイドラインへの提案や政府が行う研究プロジェクトにLRIの研究成果が活用されるなど一定の効果をあげてきております。
一方、化学物質を取り巻く環境は、化学品管理規制の整備・強化や化学物質の安全に関わる新規課題の発現など、常に目覚ましく変化しています。日化協では2012年、社会のニーズや業界が抱える課題の解決に向けた具体的な研究に絞った新しいLRIをスタートしました。第10期(2022年3月〜2023年2月)を迎えた現在は、全部で13件の研究課題がLRIによって進められています。
日化協LRIでは、第6期の募集から研究内容がより世の中のニーズを反映し、その成果が社会に貢献できるように、研究課題のテーマと、その範囲を予め明記して募集する提案依頼書(RfP)での募集を行っています。
化学業界は、事業活動による社会への貢献に加え、LRIによる研究の支援・推進を通じ、地球環境や人々の暮らしを守り、持続可能な社会の構築に向けた使命を果たして参ります。
<RfP指定テーマ>
<研究課題募集の詳細>
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提案依頼書(RfP)の背景や研究範囲に関する詳細な内容は、RfP指定テーマ(1)〜(6)のPDFをご参照ください。 |
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新たに採択する研究課題数は3〜5件を予定しています。 |
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